宮崎 こんにちは、宮崎です
今回は、Journey Junctionという在宅副業を調べました。
肩書きは、訪日旅行プランナー。
海外から日本に来る旅行者のために、1日ごとの旅程をつくる仕事だと書かれています。
宮崎 旅行が好きな人なら、一度は目が止まる募集だと思います
そこで募集ページと、Yahoo!知恵袋に残っている相談、それから英国の会社登記まで確認しました。
Journey Junctionは、働いた側がお金を求められる副業でした。
すでに応募した方も、これから申し込もうか迷っている方も、順番に見ていってください。
Journey Junctionは保証金を払わせる副業だった|結論
Journey Junctionは応募をおすすめしません。
募集ページのトップに出ていたのが、この画面です。

日本の知識を、旅程づくりに活かす。
見た目は、きちんとした求人ページです。
理由は3つあります。
ひとつめは、報酬を出金する段階で保証金を求められたという相談が出ていること。
ふたつめは、日本向けの募集なのに日本の事業者表記が一切ないこと。
3つめは、同じ仕組みがVacations by Design、SwiftLinkと名前を変えて続いていることです。
宮崎 働く側が先にお金を出す時点で、仕事ではありません
旅行が好きという気持ちを入口にしている分、たちが悪いと思います。
旅程をつくる作業そのものは、実際に手間がかかります。
時間をかけて作業をした人ほど、ここまでやったのだからと引けなくなります。
その状態で保証金の話が出てくるので、断りづらい形になっています。
同じ募集に応募してしまった方から、私のLINEにも相談が届いています。
一般論ではなく、あなたがどこまで進んだかを見て答えます。
下のボタンから、今の状況を一言だけ送ってください。
Journey Junctionとは訪日旅行プランナーを名乗る在宅副業
Journey Junctionは、日本を訪れる海外の旅行者向けに旅程をつくる在宅の仕事として募集されています。
募集ページには、需要の説明も丁寧に並んでいました。

訪日外国人観光客数は2025年に4,270万人を記録した。
日本政府観光局のデータとして、数字が引かれています。
数字そのものは、公表されているものと大きくずれていません。
正しい数字を置いておくと、ページ全体が信用できるものに見えます。
嘘をつくなら細部から、というより、本当のことを混ぜるほど嘘が通りやすくなるという作りです。
だから読むときは、数字が合っているかではなく、条件が書いてあるかを見てください。
この章では、募集ページに書いてあることと、書いていないことを分けて見ていきます。
募集ページに書かれていた仕事の中身
つくるのは、こういう旅程だと説明されていました。

移動、観光、食事、宿泊の流れを1日ごとに整理する。
東京から箱根への2泊3日、といった具体例まで載っています。
仕事の説明としては、かなり作り込まれています。
宮崎 ここまでは、本当に求人ページに見えます
応募の5ステップはLINEから始まる
応募から報酬までの流れも、5段階で書かれていました。

| 順番 | 募集ページの説明 |
|---|---|
| 1 | 応募フォームを送信する |
| 2 | メンターから案内を受ける |
| 3 | 確認後、セットを受け取る |
| 4 | ダッシュボードでつくる |
| 5 | 提出して報酬を受け取る |
2番目に出てくるメンターとのやり取りは、LINEに移って行われます。
会社の担当者ではなく、メンターという呼び方をしている点は覚えておいてください。
普通の会社なら、応募者に対応するのは採用担当か人事です。
メンターという言葉は、雇用とも取引ともつかない、あいまいな関係を作ります。
指示を受けているのに雇用ではなく、相談しているのに契約でもない。
あとで話が違うとなったとき、この呼び方だと責任の所在が出てきません。
Journey Junctionの応募フォームはLINE IDが必須
応募の時点で求められるのは、仕事の情報ではなく個人の情報でした。
フォームの入口が、ここです。

送信後は、メンターのLINEへ進むと書いてあります。
入力欄には、こういう項目が並んでいました。

| 応募フォームの項目 | 必須かどうか |
|---|---|
| お名前 | 必須 |
| 年齢層 | 必須 |
| 性別 | 必須 |
| お住まいの都道府県 | 必須 |
| 現在の状況 | 必須 |
| LINE ID | 必須 |
| メールアドレス | 必須 |
LINE IDが必須になっています。
LINE IDは、こちらから相手を選ぶための情報ではありません。
相手がこちらを探して、直接つながるための情報です。
宮崎 求人でIDを先に渡す形は、あまり見かけません
仕事の条件が確定する前に、連絡先が全部そろってしまいます。
では、肝心の報酬はどう説明されているのか。
Journey Junctionの報酬は成果報酬制で最短1時間と書かれている
報酬は、完成して承認された旅程ごとに支払われる成果報酬制でした。

固定給ではなく、つくった旅程の内容や条件で金額が変わる。
一定の条件を満たすと、達成ボーナスも出る。
そう書かれています。
| 報酬について書かれていたこと | 記載内容 |
|---|---|
| 支払いの形 | 成果報酬制 |
| 単価 | 旅程の日数・内容・条件により異なる |
| ボーナス | 条件達成ボーナスあり |
| 受け取りの早さ | 最短1時間 |
| 具体的な金額 | 記載なし |
金額そのものは、最後まで出てきません。
1件つくっていくらなのかが分からないので、割に合うかどうかを応募前に判断できません。
最短1時間で受け取れる、という早さだけが数字として置かれています。
宮崎 早さの前に、単価が知りたいですよね
普通の求人なら、まず単価と支払日が出てきます。
報酬の受け取りに本人名義の口座が必要
受け取りの条件として、こう書かれていました。

ご本人名義のPayPay、または日本の銀行口座。
報酬を受け取るためなので、口座が要ること自体はおかしくありません。
ただ、この募集は口座の情報を先に用意させたうえで、あとから支払う側に回らせます。
そこが、普通の在宅ワークと違うところです。
在宅ワークで先にお金を出すのは、受ける側ではなく発注する側です。
道具を買う、講座を受ける、といった自分の判断で使うお金なら分かります。
働いた報酬を受け取るために自分が払う、という順番はどこにもありません。
働く側が先にお金を出す形になった時点で、それは仕事の話ではなくなっています。
保証金、手数料、税金、どんな名目でも同じです。
Journey JunctionはVacations by DesignとSwiftLinkに名前を変えている
同じ仕組みが、名前を変えて続いています。
これは私が見つけたのではなく、応募した方が知恵袋に残してくれた記録です。

Vacations by Design(旧 Journey Junction)という書き方で質問が立っています。
投稿は2026年8月1日でした。
知恵袋に残っている名称変更の記録
同じ投稿には、現在の名前も書かれていました。
| 時期 | 名乗っていた名前 |
|---|---|
| 2026年7月ごろ | Journey Junction |
| 2026年8月ごろ | Vacations by Design |
| 同時期 | SwiftLink |
1か月ほどの間に、名前が3つ出ています。
投稿者は、応募後に調べて過去の名称と同じ体験談を見つけたと書いていました。
宮崎 名前が変わると、検索しても過去の評判が出てきません
読者の側からすると、これが一番やっかいです。
新しい名前で検索しても、まだ誰も何も書いていないからです。
被害の投稿が積み上がるころには、また別の名前で募集が始まっています。
しかも今回は、投稿そのものに削除要請が届いたという話まで出ています。
検索して何も出てこないことを、安全のしるしにはできません。
だから名前ではなく、書いてあるかどうかで判断するほうが早いです。
Journey Junctionで保証金を求められた人の相談
具体的にどうなったのかは、被害を受けた方の投稿に書かれています。

保証金などの名目で送金を求められた。
現在、銀行・警察・消費生活センターへ相談している。
そう書かれていました。
同じ投稿には、こういう一文もあります。
知恵袋に投稿したあとで削除要請があり、問い合わせたらアカウントを削除され、連絡が取れなくなった。
情報を出した人から、順番に切られている形です。
質問を消してもらえれば、次に検索した人は何も見つけられません。
そのうえでアカウントを消せば、こちらから連絡する手段もなくなります。
お金の返還を求める相手が、途中でいなくなる作りです。
| 相談に出てくる流れ | 内容 |
|---|---|
| 応募 | 広告や募集ページから |
| やり取り | メンターを名乗る相手とLINEで |
| 作業 | 旅程の作成を進める |
| 出金の段階 | 保証金などの名目で送金を求められる |
| その後 | 返金されず、連絡も取れなくなる |
出金の前に保証金を求める流れは公的にも注意喚起されている
この流れは、こちらの記事で初めて出てきた話ではありません。

国民生活センターは2026年5月19日に、簡単なタスクで稼げるとうたう副業トラブルへの注意を発表しています。
そこに並んでいるのは、報酬を出金しようとしたときの相談例です。
税金・手数料・保証金といった名目で、追加の送金を求められています。
2024年9月にも同じ趣旨の発表が出ていて、手口としては以前から続いているものです。
宮崎 旅行プランナーという皮をかぶっているだけです
仕事の見た目が変わっても、お金の流れは同じところに向かいます。
旅行プランナー、データ入力、動画の切り抜き、レビューの投稿。
入口の職種はいくらでも作れますが、出金の直前で追加の入金を求める部分は変わりません。
この一点だけ覚えておけば、名前が変わっても見分けられます。
ここまで読んで、もう送金してしまったという方もいると思います。
送金の方法によっては、まだ動ける場合があります。
下のボタンから、いつ、どこへ送ったかを教えてください。
Journey Junctionの口コミ・評判は消されている
良い口コミも悪い口コミも、探すのに苦労しました。
募集ページの中には、プランナーの声として3人分の感想が載っています。

東京都・28歳・会社員、大阪府・34歳・主婦、北海道・41歳・フリーランス。
顔写真と名前つきで並んでいますが、確かめる手段はどこにもありません。
ページの下には、掲載内容は個人の感想で報酬や成果には個人差があるという注記だけが置かれていました。
会社名で検索しても、この3人に行き当たる情報は出てきません。
つまり、この3人がいるかどうかは読者には確かめようがない状態です。
一方、実際に応募した人の声は知恵袋に残っています。
保証金などの名目で送金を求められ、現在、銀行・警察・消費生活センターへ相談しています。
Yahoo!知恵袋の投稿より
業務継続やプレミアムの仕事のためとして保証金の入金を求められ、不安を覚えたため途中で利用を中止しました。
Yahoo!知恵袋の投稿より
私のLINEにも、同じ募集についての相談が届いています。
インスタの広告から応募して、LINEでメンターという人とやり取りしています。まだお金は払っていませんが、この先が不安です。
LINE相談者さんより
宮崎 払う前に止まれた方が、いちばん多いです
投稿が削除要請を受けているという話も出ているので、探しても出てこない状態が続いています。
国民生活センターがまとめているもうけ話の相談事例と並べて読むと、流れの共通点がよく分かります。
Journey Junctionの運営会社を英国の登記で調べた
募集ページの一番下に、会社名が書いてありました。

JOURNEY JUNCTION LTD、英国登記番号15791277。
登記住所は、バーミンガムの住所です。
番号が書いてあるので、英国の登記でそのまま調べました。

| 英国の登記で確認できたこと | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | JOURNEY JUNCTION LTD |
| 会社番号 | 15791277 |
| 設立 | 2024年6月20日 |
| 状態 | 現在も存続 |
| 事業内容 | ツアーオペレーター業 |
| 登記住所 | バーミンガムの集合住宅の一室 |
会社そのものは、実在します。
ここは公平に書いておきます。
ただ、登記があることと、日本にいる人が困ったときに連絡が取れることは別の話です。
登記されているのは会社の名前と住所であって、事業の中身が審査されたわけではありません。
英国の会社は、日本より簡単な手続きで作れます。
会社番号が書いてあるから安心、という読み方はしないでください。
住所も、オフィスビルではなく集合住宅の一室でした。
日本の会社でいえば、アパートの一室を本店として登記している状態です。
それ自体は違法ではありませんし、小さな会社なら普通にあります。
問題は、日本で募集をかけているのに、日本側の連絡先がその一室しかないことです。
何かあったとき、こちらから連絡できる場所が国内にひとつもありません。
日本向けの募集なのに特商法の表記がない
募集ページを最後まで確認しましたが、特定商取引法(ネット販売のルール)の表記はありませんでした。

あるのはプライバシーの案内と、英国の登記情報だけです。
特定商取引法について消費者庁がまとめているページには、表示すべき項目が挙げられています。
| 表示が求められる項目 | 募集ページの記載 |
|---|---|
| 日本国内の事業者名 | なし |
| 日本国内の住所 | なし |
| 電話番号 | なし |
| 苦情の受付窓口 | なし |
| 報酬の具体的な金額 | なし |
| 費用の有無 | なし |
消費者庁が説明している業務提供誘引販売取引という言葉があります。
仕事を提供するから収入が得られると誘って、商品や登録料を売る取引のことです。
働かせる話とお金を払わせる話がセットになっている募集は、この形に近づきます。
作業用のサイトも、まだ生きていました。
募集ページのほうは今は開けなくなっていて、記録に残っている分を確認しています。
一方で、作業側のサイトは今日の時点でも開きます。
集めるページを閉じても、動かす仕組みは残したままです。

| 確認項目 | 確認できたこと | 未確認のこと |
|---|---|---|
| 会社の実在 | 英国登記番号15791277で確認 | 実際の事業活動 |
| 日本の窓口 | 表記なし | 苦情の連絡先 |
| 報酬額 | 記載なし | 実際に支払われた例 |
| 保証金の要求 | 投稿者の相談として確認 | 総額と返金の有無 |
| 名称の変更 | 投稿者の記録として確認 | 変更の理由 |
警察庁もSNSをきっかけにした被害について注意喚起を出しています。
判断に迷っているなら、下のボタンから状況を送ってください。
Journey Junctionのような在宅副業で確認したい6項目
応募する前に、この6つを見てください。

| 確認すること | 見るところ | Journey Junctionの場合 |
|---|---|---|
| 日本国内の事業者名 | ページの一番下 | 表記なし |
| 苦情の受付窓口 | 特商法の表記 | ページ自体がない |
| 報酬の具体的な金額 | 募集の本文 | 記載なし |
| 働く側の費用負担 | 契約前の説明 | 出金の段階で保証金 |
| 連絡手段 | 応募フォーム | LINE IDが必須 |
| 過去の名称 | 検索と口コミ | 3つの名前を確認 |
6つのうち、埋まっているのはひとつもありません。
日本国内の事業者名と苦情の窓口は、もめたときに使う情報です。
その2つが無いということは、もめないと決めつけているか、もめても対応する気がないかのどちらかになります。
報酬の金額が書いていない募集も、応募する側からすると比べようがありません。
時給1,000円なのか、1件500円なのかで、やるかどうかは変わるはずです。
とくに働く側が費用を負担する形になっていないかは、契約の前に必ず確認してください。
この確認は、募集ページを読んでいる段階ではできません。
費用の話が出てくるのは、作業を始めて報酬が積み上がってからです。
だから最初に決めておくことがあります。
報酬を受け取るためにお金を出してくれと言われたら、その時点で終わりにする。
先に決めておけば、その場で悩まずに済みます。
保証金でも、手数料でも、システム登録料でも同じです。
名目が変わっても、こちらが先に払うことに変わりはありません。
Journey Junctionの副業はおすすめできない|まとめ
訪日旅行プランナーという、きれいな入口。
作り込まれた募集ページと、確かめようのないプランナーの声。
必須項目になっているLINE ID。
出金の段階で出てくる、保証金という言葉。
そして1か月で3つに増えた名前です。

Journey Junctionに応募するのは、やめておいたほうがいいです。
ここまで読んでくれた方は、たぶんどこかで引っかかっていたはずです。
その感覚は、間違っていません。
旅行が好きで、その知識を仕事にしたいと思ったこと自体は、いい話です。
実際、旅程づくりを仕事にしている人はいますし、需要も本当にあります。
だから今回のような募集に手が伸びるのは、おかしなことではありません。
そこを狙って募集ページを作った側のほうが、どう考えてもおかしい。
旅程をひとつ仕上げるのに、何時間もかかったはずです。
その時間を返してもらう方法は無くても、これ以上の出費は止められます。
私は、払ったお金が必ず戻る方法を持っているわけではありません。
でも、今どこまで動けるかは、状況を見れば具体的に言えます。
「もう保証金を振り込んでしまった」
「これ以上払う前に止めたい」
どちらの方も、そのままの状況を送ってください。
いつ、どの方法で送ったかが分かれば、次に打てる手はかなり変わります。
今すぐ困っていない方も、登録だけしておいてもらえたら大丈夫です。
新しい副業の話が入ったときに、そのまま共有します。
「どんな副業やってるんですか」くらいの一言で大丈夫です。
そのほうが、あなたに合いそうな話をお送りしやすいので。
一言もらえれば、必ず返信します。
宮崎 こっからですよ🔥
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