宮崎 こんにちは、宮崎です
今回は、LINE登録型の副業として流れているタンポポを調べました。
広告に出ているのは、眺めるだけで毎日3万円という一文です。
毎日3万円なら、1か月で90万円。
1年なら1,000万円を超えます。
宮崎 それを無料で配る人がいるなら、会ってみたいです
そこで実際に登録して、案内された先まで全部たどりました。
タンポポの副業は、誰が運営しているのかが最後まで分かりませんでした。
すでに登録した方も、これから押そうか迷っている方も、順番に見ていってください。
タンポポの副業は特商法の表記がない広告だった|結論
タンポポの副業は登録をおすすめしません。
広告のトップに出ているのが、この画面です。

超楽ちんアプリ『タンポポ』があればもう大丈夫。
眺めるだけで毎日3万円。
理由は3つあります。
ひとつめは、広告に特定商取引法(ネット販売のルール)の表記が一切ないこと。
ふたつめは、登録後に別のLINEへ次々と案内されること。
3つめは、そのたびにもらえるはずの金額が下がっていくことです。
宮崎 3万円のはずが、2万円になりました
誰が運営しているか分からない相手に、個人情報を渡すことになります。
そこだけは、押す前に知っておいてください。
同じ広告から登録してしまった方から、私のLINEにも相談が届いています。
一般論ではなく、あなたがどこまで進んだかを見て答えます。
下のボタンから、今の状況を一言だけ送ってください。
タンポポとは眺めるだけで毎日3万円をうたうアプリ
タンポポは、スマホを眺めるだけで報酬が入るとうたうアプリとして紹介されています。
広告ページには、こう書かれていました。

いつでも好きな場所で作業OK。
1日30秒で完結。
ノルマ一切なし。
この章では、広告に書いてあることと、書いていないことを分けて見ていきます。
タンポポの作業内容として書かれていた3ステップ
やることは3つだけ、という説明でした。

通知が届く。
スマホをタップする。
即日報酬をGETする。
これで1日30秒、毎日3万円という計算になります。
宮崎 何の通知が届くのかは、どこにも書いてありません
参加できる人の条件も、ほぼ無条件でした。

性別も国籍も一切問わない。
スマホがあれば誰でも参加できる。
仕事を頼む側からすると、条件を出さない募集ほど不思議なものはありません。
誰でもいいという募集は、裏を返せば誰にどんな作業をさせるかが決まっていない募集です。
人を選ぶ必要がない仕事に、1日3万円を払う理由も出てきません。
タンポポの広告に書かれていないこと
押す前に知りたいことは、全部空欄でした。
| 確認したい項目 | 広告ページの記載 |
|---|---|
| 何をタップするのか | 記載なし |
| 報酬の出どころ | 記載なし |
| 支払日 | 即日とだけ記載 |
| 費用がかかるか | 記載なし |
| 運営者名 | 記載なし |
| 問い合わせ先 | 記載なし |
6項目のうち、埋まっていたのは1つだけです。
ページの一番下も確認しました。

あるのはボタンと、©tanpopoという一行だけです。
会社名も、住所も、電話番号も、メールアドレスもありません。
では、ボタンを押すと何が起きるのか。
タンポポのLINEに登録するとどうなるか
ボタンを押すと、LINEの友だち追加に飛びます。
案内されたのが、このアカウントでした。

友だちの数は15人でした。
毎日3万円がもらえる副業にしては、静かすぎます。
友だちの数は、そのアカウントが作られてからの人数がそのまま出ます。
本当に毎日3万円が配られているなら、15人で止まるはずがありません。
広告は8月に入ってからも流れているので、人はそれなりに来ているはずです。
つまり集めたあとに、別のアカウントへ移し替えていると考えるほうが自然です。
この点は、記事の後半で実際に確かめています。
登録直後に届くのは毎日3万円の獲得おめでとうという画像
登録した瞬間に届いたのが、この画像です。

毎日3万円の獲得おめでとうございます。
まだ何もしていません。
宮崎 追加した直後に、おめでとうと言われました
その下に、緑色の獲得スタートボタンが並んでいます。
受け取れるのは本日のみと書かれている
同じ画像に、小さくこう書いてありました。
※受け取れるのは本日のみ
期限を切って、その場で押させる作りです。
| 登録後に届いたもの | 内容 |
|---|---|
| 1通目 | 毎日3万円の獲得おめでとうございます |
| 期限の表示 | 受け取れるのは本日のみ |
| ボタン | 獲得スタートボタンはこちら |
| 仕事の説明 | なし |
| 運営者の名乗り | なし |
ここまでの流れを、時間の順に並べるとこうなります。
| 順番 | 起きたこと |
|---|---|
| 1 | 広告のボタンを押す |
| 2 | タンポポのLINEを友だち追加 |
| 3 | 毎日3万円の獲得おめでとうが届く |
| 4 | 受け取れるのは本日のみと表示される |
| 5 | 緑のボタンから別のLINEへ |
おめでとうと言われて、今日だけと言われて、ボタンを押す。
ここまでで、仕事の中身は一度も説明されていません。
タンポポから案内されるのはSmile情報局という別のLINE
ボタンを押した先で待っていたのは、また別のLINEでした。

名前はSmile情報局。
友だちの数は17人です。
タンポポの中では、報酬の話は一切進みませんでした。
やり取りしたのは、おめでとうの画像とボタンだけです。
仕事の説明も、条件の提示も、担当者の名乗りもありません。
1つ目のLINEは、次のLINEへ渡すためだけに置かれていました。
金額が3万円から2万円に下がる
新しいLINEから届いたのが、このメッセージです。

今日から2万円を毎日手に入れませんか。
貯金が増えない、借金はしたくない。
そんな方にぴったりの方法です。
3万円だったはずの金額が、2万円になっています。
| 案内された場所 | 提示された金額 |
|---|---|
| タンポポの広告 | 眺めるだけで毎日3万円 |
| タンポポのLINE | 毎日3万円の獲得おめでとうございます |
| Smile情報局のLINE | 今日から毎日2万円 |
| この先で案内された広告 | 平均日給2万円以上 |
宮崎 金額が動く時点で、根拠のある数字ではありません
同じ日のうちに、1万円ぶんの差が出ています。
タンポポの3万円に根拠があるなら、この乗り換えは起きません。
3万円の仕事があるのに、わざわざ2万円の話へ移す理由がないからです。
逆に言えば、どちらの数字も同じ場所から出た広告の言葉でしかありません。
読者から見ると、数字が変わった瞬間にどちらも信用できなくなります。
宮崎 金額が下がった説明も、ひとことも入っていません
説明のない値下げは、値札そのものが飾りだった合図です。
タンポポの先で案内されるWillという別の副業
さらにリンクを押すと、今度は別の広告ページが開きました。

Will(ウィル)という名前の副業です。
スマホ完結の新世代副業。
平均日給は2万円以上。
1日たった5分でOK。
宮崎 30秒だった作業が、5分になりました
Willもともだち追加から始まる3ステップ
この広告の流れも、タンポポとほぼ同じでした。

ともだち追加。
お仕事をやってみる。
さっそく報酬発生。
3つ目のステップで初めて仕事が出てくるので、追加するまで中身は分かりません。
タンポポと同じで、先に登録させてから中身を出す順番です。
普通の求人なら、仕事の内容と条件を見てから応募するかどうかを決めます。
この順番が逆になっている広告は、応募の判断材料を出さないまま連絡先だけ取ることになります。
選ばれる理由として並んでいたのも、条件の話ではありませんでした。

1日5分という短時間。
平均日給が高い。
スマホがあればOK。
| Willの広告に書かれていたこと | 記載内容 |
|---|---|
| 平均日給 | 2万円以上 |
| 作業時間 | 1日5分 |
| 必要なもの | スマホだけ |
| 仕事の中身 | 記載なし |
| 運営者名 | 記載なし |
こちらの広告にも、特商法の表記はありませんでした。
このページを開いたとき、もうひとつ気づいたことがあります。
ボタンの飛び先が空のまま表示されている箇所が残っていました。
作りかけの部品がそのまま出ている状態で、ほかの広告で使った型を流用したのだと分かります。
1本ずつ作っている広告ではない、ということです。
名前を変えて同じ型を出せば、検索しても過去の評判が出てきません。
そして向けられている相手は、こういう人でした。

仕事が忙しくて副業している時間がない。
家事と副業の両立なんて無理じゃないか。
副業は詐欺ばかりのイメージがある。
詐欺が心配な人へ、名乗らないまま「ぜーんぶ解決」と返しています。
タンポポの毎日3万円は計算が合わない
広告の数字を、そのまま計算してみます。

1日30秒の作業で3万円。
これを時間あたりに直すと、1時間で360万円になります。
| 広告の条件 | そのまま計算した結果 |
|---|---|
| 1日30秒で3万円 | 1時間あたり360万円 |
| 毎日3万円 | 1か月で90万円 |
| 1年続けた場合 | 1,095万円 |
| 友だち15人ぶん | 1日で45万円 |
| 15人に1か月払うと | 1,350万円 |
宮崎 15人でこの金額です
このお金がどこから出てくるのかは、広告にも、LINEにも書かれていません。
仕事には必ず、報酬を払う側がいます。
商品が売れた、広告が見られた、作業が納品された。
そのどれかがあって、初めてお金が動きます。
タンポポの広告には、その説明がひとつもありません。
払う側が見えない金額は、計算のうえでは何とでも書けます。
数字が大きいほど信じにくくなるはずなのに、実際には逆になります。
金額が大きいほど、確かめるより先に押してしまうからです。
タンポポの料金は最後まで出てこない
ここまでで、お金を請求される場面は一度もありませんでした。
無料のまま、LINEだけが増えていきます。

お金がかからないなら安心、とはなりません。
この形で渡しているのは、お金ではなく連絡先そのものです。
友だち追加をすると、相手はこちらへ何度でもメッセージを送れます。
| この時点で相手に渡っているもの | 内容 |
|---|---|
| LINEの友だち登録 | 3アカウントぶん |
| 通知を受け取る権利 | 相手からいつでも送れる |
| 反応したという記録 | 押した人だけが残る |
| 支払ったお金 | 現時点ではゼロ |
反応する人のリストは、この業界で価値のあるものとして扱われます。
広告を見て、興味を持って、実際にボタンを押した人。
その条件を満たす連絡先は、次に何かを売るときの入口になります。
だから金額の話が進まないまま、追加だけを求められました。
消費者庁が説明している業務提供誘引販売取引という言葉があります。
仕事を提供するから収入が得られると誘って、商品や有料の登録を売る取引のことです。
無料で終わる保証は、どこにもありません。
ここまで進んでしまった方も、まだ何も払っていないなら止められる段階です。
下のボタンから、どこまで押したかを教えてください。
タンポポの口コミ・評判を調べた結果
実際に3万円を受け取ったという声は、1件も見つかりませんでした。
広告が出始めたのが最近なので、体験談そのものが出ていない状態です。

代わりに、私のLINEに届いた声を紹介します。
眺めるだけと書いてあったので登録したのですが、別のLINEを追加してくださいと言われて、そこからまた別の副業を案内されました。
LINE相談者さんより
3万円がもらえるはずが、次のページでは2万円になっていて、何を信じればいいのか分からなくなりました。
LINE相談者さんより
仕事の中身が最後まで出てこないので、途中でやめました。個人情報を出す前でよかったです。
LINE相談者さんより
宮崎 3人とも、押しながら違和感に気づいています
国民生活センターがまとめているもうけ話の相談事例にも、同じような話が並んでいます。
無料で始められると言われて登録し、あとから費用を求められた、という内容です。
体験談が出てこない理由も、ここまで見てくると想像がつきます。
名前が新しいうちは、検索しても何も出ません。
出るころには、また別の名前になっています。
だから読者の側は、名前で調べるより書いてあるかどうかで見るほうが早いです。
良い口コミがゼロという状態も、それだけで判断材料になります。
稼げた人がいれば、体験談は真っ先に出てきます。
タンポポの運営者情報は確認できない
運営しているのが誰なのか、最後まで分かりませんでした。
広告ページの下にあるのは、この一行だけです。

特定商取引法について消費者庁がまとめているページでは、通信販売の広告に表示する項目が決められています。
| 表示が求められる項目 | タンポポの記載 |
|---|---|
| 事業者の氏名または名称 | なし |
| 住所 | なし |
| 電話番号 | なし |
| 販売価格 | なし |
| 支払いの時期と方法 | なし |
| 申し込みの撤回や解除 | なし |
6項目すべてが空欄です。
ここまで何も書いていない広告は、正直めずらしいです。
会社名だけ出して住所を隠す、というページなら何度も見てきました。
タンポポは、そもそも表記のページ自体がありません。
消費者庁が説明している通信販売のルールとは、かなり距離があります。
同じボタンの飛び先が入れ替わっていた
もうひとつ、自分で確かめたことがあります。
登録から数時間あと、同じ広告の同じボタンをもう一度押してみました。
案内されたのは、最初とは別のIDのLINEアカウントでした。
念のため8回続けて押しましたが、8回とも同じ新しいアカウントに飛びます。
つまり、飛び先そのものが差し替えられています。
宮崎 昨日つながった相手に、今日はもうつながりません
何かあったときに戻る場所がない、というのはこういう状態です。
登録した相手にもう一度連絡したくても、そのアカウントは広告からたどれません。
自分のLINEの友だち一覧に残っていれば別ですが、削除してしまえばそこで終わりです。
相手を特定できる材料が、こちらの手元に何も残らない作りになっています。
公的機関で調べた結果
会社名が分からないので、調べられることにも限りがあります。

消費者庁が公開している行政処分の記録を検索しても、タンポポという名前では何も出てきません。
名前が分からない相手は、記録の探しようがありません。
これは調べ方の問題ではなく、読者にとっての実害の話です。
支払いでもめたとき、相手の名前がなければ請求先を書けません。
連絡が取れなくなっても、どこの誰に連絡していたのかを説明できません。
会社名と住所を出すというのは、そういうときのために決められたルールです。
| 確認項目 | 確認できたこと | 未確認のこと |
|---|---|---|
| 運営者名 | 表示なし | 誰が運営しているか |
| 所在地と連絡先 | 表示なし | 問い合わせ先 |
| 報酬の出どころ | 説明なし | 3万円の根拠 |
| 費用 | 現時点では請求なし | この先の請求 |
| 飛び先のLINE | 数時間で別アカウントに変更 | 変更の理由 |
国民生活センターがまとめている情報商材のトラブルでも、相談が集中しているのは会社名も住所も出さない売り手です。
名乗らないという一点だけで、判断材料としては十分だと思います。
タンポポのようなLINE登録の前に確認したい5項目
友だち追加を押す前に、この5つだけ見てください。

| 確認すること | 見るところ | タンポポの場合 |
|---|---|---|
| 運営者の名前 | ページの一番下 | 表示なし |
| 住所と電話番号 | 特商法の表記 | ページ自体がない |
| 何をして稼ぐのか | 広告の本文 | 通知をタップとだけ |
| 金額の根拠 | 実績の提示 | 提示なし |
| 期限の表示 | 本日のみ等の文言 | 受け取れるのは本日のみ |
この5つは、どれもページを開いて数秒で確認できます。
運営者の名前は、ページの一番下までスクロールすれば分かります。
住所と電話番号は、特商法の表記へのリンクがあるかどうかで判断できます。
何をして稼ぐのかは、広告の本文に業務の説明が書いてあるかどうかです。
金額の根拠は、実績の画面や取引先の名前が出ているかどうか。
期限の表示は、本日のみ、残りわずかといった言葉があるかどうかです。
1つでも空欄があるなら、押さないでください。
5つすべてが空欄なら、迷う必要もありません。
本日のみ、今すぐ、といった期限の表示は、確かめる時間を奪うために置かれています。
急かされたときほど、いったん閉じて構いません。
本当に条件のいい仕事なら、翌日には無くなるような出し方をしません。
もう追加してしまった場合は、そのアカウントとのやり取りを止める手順もあります。
手順は状況によって変わるので、下のボタンから今の画面を教えてください。
タンポポの副業はおすすめできない|まとめ
眺めるだけで毎日3万円、という入口。
作業の中身を書かない広告。
追加した直後に届く、おめでとうの一言。
本日のみ、という期限。
そして3万円から2万円へ下がる金額と、名乗らない運営者です。

タンポポに登録するのは、やめておいたほうがいいです。
ここまで読んでくれた方は、たぶん押しながら少し引っかかっていたはずです。
その感覚は、間違っていません。
毎日3万円ほしいと思うことは、なにも悪いことではありません。
そこにつけ込んで、名前も出さずに連絡先だけ集める側のほうがおかしいんです。
眺めるだけ、タップするだけ、5分だけ。
こういう言葉に反応してしまうのは、時間も気力も残っていないときです。
そこを狙って作られている広告なので、引っかかりかけたこと自体は責める話ではありません。
私は、すぐに大金が入るような話は持っていません。
でも、連絡先を渡さずに始められるやり方なら、自分で試してきたぶんだけお伝えできます。
「もう友だち追加してしまった」
「個人情報を入力してしまった」
どちらの方も、そのままの状況を送ってください。
どこまで渡してしまったかが分かれば、次に何をすればいいかは具体的に言えます。
今すぐ困っていない方も、登録だけしておいてもらえたら大丈夫です。
新しい副業の話が入ったときに、そのまま共有します。
「どんな副業やってるんですか」くらいの一言で大丈夫です。
そのほうが、あなたに合いそうな話をお送りしやすいので。
一言もらえれば、必ず返信します。
宮崎 こっからですよ🔥
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