宮崎 こんにちは、宮崎です
今回は、林則行さんの「投資部」という株の学び場について調べてみました。
「伝説のファンドマネージャー」という言葉と一緒に、無料の電子書籍や動画の広告をよく見かけます。
名前で調べると「怪しい」「評判」という言葉が並ぶので、気になっている方も多いと思います。
先に、調べてわかったことをお伝えします。
林則行さん本人は本物ですが、投資部は費用が前もって分からず、今は慎重にと考えています。
無料の入り口だけを見て申し込むと、あとで大きな金額が出てくる作りになっていました。
宮崎 名前が本物でも、払うお金と中身は別で確かめないといけません。
投資でお金を動かす前に、少しでも引っかかることがあれば、気軽にLINEで聞いてください。
「林則行さんの投資部、入っても大丈夫ですか」の一言で十分です。
林則行の投資部は怪しいのか|結論
林則行さんの投資部は、詐欺ではありません。
ですが、お金を払う前に確かめておきたい点が多いと感じました。

理由を、先に3つだけ挙げておきます。
- 有料の講座に高額な費用がかかるのに、その金額が広告に書かれていない
- 受講したあとに稼げるという保証はどこにもない
- 運営会社は2023年にできたばかりで、本店を短い間に3回も移している
林則行さんという方は、実在の有名な投資家です。
そこは疑っていません。
問題は、その名前と経歴を入り口にして、中身も金額も分からないまま先に進ませようとするところです。
宮崎 有名な人が関わっているほど、私たちは金額を確かめずに信じてしまいがちです。
投資は、始める前に立ち止まれるかどうかで結果が大きく変わります。
「無料だと思って登録したけど、なんだか高い話になってきた」という段階でも大丈夫です。
今の状況を、そのままLINEで教えてください。
林則行とはどんな投資家か、経歴と著書を確認
まず、林則行さんが本物かどうかから確かめました。

結論から言うと、経歴は本物です。
早稲田大学を出たあと、アメリカのコロンビア大学に留学し、著名な投資家ジム・ロジャーズさんに学んでいます。
その後はフィデリティやJPモルガンといった大きな金融機関で、ファンドマネージャー(人から預かったお金を運用する専門家)を務めてきました。
中東のアブダビ投資庁で日本株の運用責任者を務めた経歴もあり、「オイルマネーを運用した日本人」という言葉はここから来ています。

著書も実在します。
『伝説のファンドマネージャーが教える株の公式』など、大手の出版社から何冊も本を出しています。
宮崎 ここまでは、正直かなり立派な経歴です。
だからこそ、注意したいことがあります。
経歴が本物であることと、その人の講座に入れば自分も稼げることは、別の話です。
有名なシェフがいるお店でも、自分が同じ料理を作れるわけではありませんよね。
林則行さんの名前と経歴は本物。
その上で、「投資部という中身にいくら払うのか」を、ここから冷静に見ていきます。
林則行の投資部とは?無料から始まる案内の流れ
林則行さんの投資部は、株の売買を学ぶオンラインの講座です。

入り口は、すべて無料です。
まず「メールアドレスを入れるだけ」で、電子書籍と6時間ほどの動画が受け取れます。
広告では「名前も住所も電話番号もいりません」「無料で公開しています」と、とても気軽に始められることが強調されています。
そのあと、月に2回ほどの無料セミナーや、「林から直接アドバイスします」という案内が届きます。
そして最後に、有料の講座への入会を案内される流れです。
宮崎 無料の部分が親切なほど、あとの有料の話は断りにくくなります。
お金を学ぶこと自体は、悪いことではありません。
ただ、入り口が無料で気軽なほど、その先にいくらかかるのかを先に知っておくことが大事だと思っています。
その肝心の金額を、次に見ていきます。
林則行の投資部の費用は?27万円が広告に書かれていない
一番引っかかったのが、ここです。

有料の投資部には、約27万5,000円がかかると、複数の調査サイトが伝えています。
ところが、この金額は広告のどこにも書かれていません。
さらに調べて驚いたのですが、会社の特定商取引法(ネットで物やサービスを売るときのルール)の表記にも、値段が載っていないんです。
会社名や住所、電話番号は書いてあるのに、肝心の販売価格の欄だけがありません。
無料の動画を全部見終わって、気持ちが乗ってきたところで、はじめて27万円という金額が出てくる。
そういう順番になっているように見えました。
宮崎 値段を最初に言わない商品ほど、一度立ち止まったほうがいいです。
もちろん、27万円を払って、それ以上に学べて稼げるなら、投資として意味はあります。
ですが、たとえば毎月2万円ずつ利益を出せたとしても、27万円を取り戻すだけで1年以上かかる計算です。

しかも投資には、別に運用するお金も必要です。
「無料のつもりが27万円の話になっていて、払うか迷っている」という段階でも、遠慮なくLINEで教えてください。
金額と中身が見合っているか、一緒に整理できます。
林則行の評判・口コミは本当に稼げるのか
次に、実際に投資部に入った人の評判を探しました。

ここで、はっきりした片寄りが見えてきました。
林則行さん本人の経歴や著書をほめる声は、たくさんあります。
一方で、「投資部に入って実際に稼げた」という受講者の声は、ほとんど見つかりませんでした。
私のLINEにも、こんな相談が届いています。
無料の動画は勉強になったのですが、そのあと27万円の講座をすすめられて、入るか迷っています。本当に稼げるようになるんでしょうか。
LINE相談者さんより
さらに、暴落を当てるという広告の予想についても、「実際には外れたことがある」という指摘が複数の調査サイトから出ています。
広告に載っている「9銘柄のうち7銘柄で予想が当たった」という数字も、よく見ると2012年の著書に書かれた過去の話で、投資部の受講者が出した成績ではありません。
宮崎 過去の本の実績と、これから自分が出せる成績は、分けて考えたいところです。
経歴は本物なのに、受講者が稼げたという声は乏しい。
このちぐはぐさは、覚えておいて損はないと思います。
林則行の投資部の運営会社「株式会社Acoco.」を調査
最後に、投資部を運営している会社も調べました。

運営は株式会社Acoco.という会社で、国税庁の記録でもきちんと存在が確認できました。
ここは、実在しない会社が名前だけ使っているような作りではありません。
ただ、いくつか気になる点があります。
この会社ができたのは2023年10月で、まだ新しい会社です。
しかもできてから1年半ほどの間に、本店を3回も移しています。
大阪から東京へ、その後も渋谷の中で場所を変えています。
会社が公開している事業内容も、ゴルフウェアの販売やシステム開発などが中心で、投資の運用を長くやってきた会社とは読み取れませんでした。

先ほど触れたとおり、特定商取引法の表記に販売価格が書かれていない点も、この会社の情報の出し方として気になりました。
もう一つ、投資の話で確かめておきたいのが、国の登録です。
個別の銘柄を「これを買いなさい」と助言してお金を取るには、本来は登録が必要です。
投資部は「教育」という形をとっているため、金融庁への投資助言業の登録は確認できませんでした。
これ自体がすぐに違反というわけではありませんが、「先生から直接アドバイス」という言葉の受け取り方には、少し注意がいります。
宮崎 会社が本物かどうかと、その中身にお金を払う価値があるかは、別で確かめたいですね。
林則行の投資部とどう向き合うか|まとめ
本物の経歴を持つ有名な投資家。
でも、有料講座の27万円は広告に書かれておらず、特商法の表記にも載っていない。
受講者が稼げたという声は乏しく、運営会社は新しくて本店の移動も多い。

林則行さんは本物ですが、投資部は払う前に費用と中身をよく確かめてください。
きっとあなたも、少しでも将来のお金を増やしたくて、ここまで調べてきたはずです。
その気持ちは、とても真っ当なものだと思います。
だからこそ、有名な名前や立派な経歴だけで判断してほしくないんです。
見るべきは、いくら払って、何が受け取れて、それが金額に見合っているか。
そこがはっきりしないものは、いったん保留にするくらいでちょうどいいと思います。
投資部に限らず、投資やお金のことで迷っていることがあれば、何でもLINEで聞いてください。
私も昔は、うまい話に何度も足を止めては迷ってきました。
だからこそ、あなたが一人で抱え込む前に、力になりたいと思っています。
判断に迷ったときは、決める前のこの段階で聞いてもらえると、いちばん役に立てます。
有名な人の名前がついた投資話ほど、進む前に一度立ち止まってください。
宮崎 一人で決めず、まず相談してくださいね。
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