宮崎 宮崎

こんにちは、宮崎です

今回は、適職診断アンケートというサービスについて調べてみました。

広告では「あなたに合った仕事が見つかる」「まずはアンケートに答えて今すぐ診断」と案内されています。

自分に向いている仕事が3分で分かるなら、答えてみたくなりますよね。

ただ、1問も答えずにボタンを押してみたところ、選んだ人とまったく同じ診断結果が出てきました。

適職診断アンケートは、登録をおすすめできません。

この診断が何を判定しているのか、順番に見ていきます。

その先で案内された副業まで、全部たどりました。

宮崎 宮崎

私のLINEにも、この診断からの相談が届いています。

適職診断アンケートは怪しい?調査した結論

適職診断アンケートで、自分に向いている仕事が分かることはありませんでした。

診断は4問だけで、答えの内容は結果にほとんど反映されません。

出てくる結果は性格を褒める短い文章で、職業の名前が1つも出てこない。

そして結果の続きを読もうとすると、LINEの友だち追加画面に飛ばされます。

診断そのものが、LINEに登録させるための入場券になっています。

広告のいちばん上は、この一枚から始まります。

「あなたに合った仕事が見つかる」「スマホを使ったお仕事の適職診断アンケート」「まずはアンケートに答えて今すぐ診断」と書かれた適職診断アンケートの広告

小さな注記に「本アンケートは適正にあった仕事の提案を目的としています」とあります。

仕事の提案を目的にしている、と自分で書いているわけです。

先に、私が確認して引っかかった点を並べておきます。

引っかかった点確認した内容
診断が機能していない1問も答えなくても同じ結果が出た
結果に職業名がない性格を褒める文章だけで終わる
続きが読めない結果の続きはLINEでしか見られない
案内が診断と無関係届いたのは動画をタップする副業
表示と登記が合わない案内先の住所に別の会社が登記されていた
宮崎 宮崎

どれも私の推測ではなく、広告ページの上で実際に起きたことです。

こうした診断からの案内について、消費者庁のインターネットをめぐる消費者トラブルのページでも注意が呼びかけられています。

「もうLINEに登録してしまった」

「名前と電話番号を送ってしまった」

「診断で出てきた副業をやるか迷っている」

どの状況でも構いません。

下のボタンから、いまの状況を私に送ってください。

私も同じ手順で最後まで進めたので、あなたがどこまで進んでいるかで次の一手をお伝えできます。

適職診断アンケートの診断は4問だけで、答えなくても結果が出た

診断の質問は4問で、所要時間は広告に「3分も掛からない」と書かれています。

まずQ1で聞かれるのが、スマートフォンの使用頻度です。

「回答内容に応じてお仕事に関する性格診断とオススメの度合いを評価してご案内いたします」と書かれ、Q1でスマートフォンの使用頻度を尋ねる適職診断アンケートの質問画面

見ての通り、仕事の経験や資格を聞く欄はありません。

聞かれるのは、スマホをどれくらい使うかと、1日に空いている時間だけです。

4つの質問で聞かれること

4問の中身を並べると、こうなります。

質問聞かれること
Q1スマートフォンの使用頻度
Q2一日の間で自由に使える時間
Q3あなたの性格
Q4理想の働きかた

職歴も、資格も、いまの仕事も聞かれない。

スマホを何時間触れるかを確かめているだけにも見えます。

Q3では、性格を4つのタイプから選ばされます。

「Q3 あなたの性格は?」として、熱しやすく冷めやすいタイプ、いつでもマイペースタイプ、興味があることはやりたいタイプ、好きなことに労力を惜しまないタイプの4つを並べた適職診断アンケートの質問画面

この4択が、あとで効いてきます。

1問も答えずにボタンを押した結果

気になったので、1問も答えずに診断結果を確認するボタンを押してみました。

読み込み中を示す輪が回って、結果が出ます。

1問も回答せずに診断結果ボタンを押した状態で「診断が完了しました」「あなたの評価 適性アリ」と表示された適職診断アンケートの結果画面

何も選んでいないのに「診断が完了しました」「適性アリ」と出ました。

次に、4問すべてに答えてから同じボタンを押してみます。

Q1からQ4まで回答したうえで表示された「診断が完了しました」「あなたの評価 適性アリ」という適職診断アンケートの結果画面

評価は同じ「適性アリ」で、変わったのは下の文章だけ。

宮崎 宮崎

何も答えていない私にまで適性アリ…^^;

適性アリの部分は文字ではなく絵の一部で、誰が押しても同じものが出ます。

変わる文章も、Q3で選んだ性格に応じた4通りしかありませんでした。

Q3で選んだ性格出てくる結果の書き出し
熱しやすく冷めやすい常に新しい発見を楽しむことができる
いつでもマイペースリラックスして過ごすことが好きで
興味があることはやりたい多才で、さまざまなことを器用にこなす
好きなことに労力を惜しまない自分の信じたものを最後まで投げ出さず

Q1・Q2・Q4をどう選んでも、この4通り以外は出てきません。

診断結果に職業の名前が出てこない

もう1つ引っかかったのが、結果の中身です。

4通りの文章をすべて読みましたが、職業の名前が1つも出てきませんでした

「あなたの集中力を活かした業種であれば活躍できる」といった書き方で終わります。

しかも文章は途中で切れていて、末尾は「そんなあなた…(↓続きはLINEでチェック)」。

適職を教えると言いながら、職業名は最後まで出てきません。

適性を本当に測る診断がどんなものかは、厚生労働省が出している職業情報提供サイト job tagを見ると分かります。

こちらは無料で、職業の名前と必要な技能まで出してくれます。

比べると、4問で「適性アリ」の一言がどれだけ薄いかが見えてきます。

適職診断アンケートの診断結果を確認するとLINE登録画面に飛ぶ

結果の続きを読む方法は、1つしかありません。

結果画面の「今すぐLINEで確認」を押すことです。

「アンケートに回答」「LINEで診断結果を確認」という2ステップで、当LINEでは適性に合ったお仕事のご提案から開始後のアドバイス、交流LINEへも無料でご招待しますと書かれた適職診断アンケートのご利用の流れ

広告のご利用の流れにも、診断結果はLINEで確認すると書かれています。

私がボタンの飛び先を確認したところ、行き着いたのは診断アンケートという名前のLINEでした。

選んだ答えが何であっても、飛び先は同じ1つのLINEです。

宮崎 宮崎

診断の結果でおすすめが変わるなら、飛び先も分かれるはずなんですけどね。

友だち数は9日で1,000人以上増えていた

このLINEは、7月27日の時点で友だちが1,139人でした。

友だち1,139人と表示された適職診断アンケートの診断アンケートというLINEアカウントの友だち追加画面

同じ画面を9日後にもう一度開くと、数字が変わっていました。

友だち2,173人に増えた適職診断アンケートの診断アンケートというLINEアカウントの友だち追加画面

確認した日友だち数
2026年7月27日1,139人
2026年8月5日2,173人

9日間で1,034人が増えている計算になります。

広告が止まらずに回っている、ということです。

登録直後に届くメッセージ

登録すると、アンケートお疲れさまでしたという挨拶が届きます。

「アンケートお疲れさまでした」というメッセージの下に、スマホ1つでスキマ時間が収入に変わると書かれたバナーが並ぶ適職診断アンケートのLINE画面

続けて、次のページで診断結果に合った仕事を案内する、と書かれています。

下に出ているのは「スマホ1つでスキマ時間が収入に変わる!」という1枚のバナー。

診断結果に合ったもの、のはずが、全員に同じバナーが出ています。

私のLINEにも「診断したら副業をすすめられた」という相談が届いていて、送られてきた画面はどれも同じ絵柄でした。

では、その先で何が案内されるのか。

進んだ先を順番に見ていきます。

適職診断アンケートのLINEから案内された副業は診断と関係なかった

バナーを押すと、副業を紹介する読み物のページに移ります。

「スマホで動画を選んで副収入!」「最低でも即お仕事スタートで即日2万円GETできる副業」と書かれ、月収報告の記事が続くページ

タイトルは「スマホで動画を選んで副収入!」。

診断で聞かれた性格や働きかたとは、まったく関係のない内容です。

動画を選んで副収入という案内

ページの中身は、月収報告という体裁の読み物でした。

「第3回 3か月目/月収報告」として、2か月目の時点で月収80万円突破と書かれた副業紹介ページ

2か月目で月収80万円突破、3か月目で120万円突破と書かれています。

作業内容は「たくさんある動画の中から選んで、スマホでタップして進めていく」だけ。

宮崎 宮崎

動画をタップする作業に、誰がどうやって120万円を払うのかが書いていません。

初日から3.8万円の報酬が発生した、という記述も並んでいました。

直感TAPと即日5万円の案内

別の日に届いた案内では、直感TAPという名前のページに飛びました。

「毎日できる直感TAP!」として報酬残高194,000円、4日目31,000円、5日目37,000円などの数字と継続率99.7%を並べたページ

報酬残高194,000円、継続率99.7%という数字が並んでいます。

さらにその先が、即日50,000円をうたうページでした。

「まずは全員貰える50,000円プレゼントキャンペーン中!」の下に、お名前と電話番号を必須で入力させる申し込みフォームが置かれたページ

「まずは全員貰える50,000円プレゼントキャンペーン中」の下に、名前と電話番号の入力欄。

そして直感TAPのページ本文には、こう書かれていました。

① 登録 ② 公式のLINE追加 ③ 参加費用500円で全員もらえる5万円

直感TAPの案内ページより

5万円をもらう前に、こちらが500円を払う流れです。

金額の大小の話ではありません。

もらう側だったはずが、いつの間にか払う側になっているのが引っかかります。

案内先のページは翌日に消えていた

8月5日に案内されていたページの1つが、これです。

「10分程度の作業で5000円以上可能!」「動画を再生して…」「本日中の受け取りも可能です!」と書かれ、今日から始めるボタンが置かれたページ

「10分程度の作業で5000円以上可能!」と大きく書かれています。

同じアドレスを翌日にもう一度開くと、こうなっていました。

レンタルサーバーの初期状態を示す画面が表示され、内容が入っていないページ

中身が丸ごと消えて、レンタルサーバーの初期画面に戻っていました。

確認した日同じアドレスの表示
2026年8月5日10分程度の作業で5000円以上可能!
2026年8月6日内容なし。サーバーの初期画面

案内された先が翌日には消えている、という状態です。

何かあったときに、どのページを見せられたのか証明する手立てがありません。

ここまでで、診断と案内が結びついていないことは分かってもらえたと思います。

次は、お金の話に進みます。

適職診断アンケートの料金は無料だがオンラインレッスンは2,250円

適職診断アンケートの広告には、料金の表が載っています。

アンケート診断、LINE相談、情報配信、交流LINE招待が無料、オンラインレッスンのみ1レッスン50分2250円(税込)と書かれた適職診断アンケートの料金表

診断もLINE相談も情報配信も、料金の欄は無料です。

有料と書かれているのは、オンラインレッスンの1つだけ。

内容料金
アンケート診断無料
LINE相談無料
情報配信無料
交流LINE招待無料
オンラインレッスン1レッスン50分 2,250円(税込)

2,250円で受けられるレッスンの中身

そのレッスンで何を教わるのかも、広告に書かれていました。

オンラインショッピングとしてAmazon、eBay、Etsy、Shopify、楽天市場、メルカリなど、ウェブ広告プラットフォームとしてGoogle Ads、Facebook Adsなどを列挙した適職診断アンケートのサービス内容

AmazonやメルカリなどのECサイトの使い方と、Google広告などの運用です。

レッスンの区分挙げられている名前
オンラインショッピングAmazon、eBay、Etsy、Shopify、楽天市場、メルカリなど
ウェブ広告Google Ads、Facebook Ads、Yahoo!広告など16種類

どれも、公式のヘルプページを読めば無料で分かる内容です。

宮崎 宮崎

50分で16種類の広告を扱うなら、1つあたり3分ちょっとの計算になります。

お金をかけて教わること自体は、悪いことではありません。

問題は、50分で何がどこまで身につくのかが、払う前に判断できないことです。

案内先では参加費用500円を求められる

そして、無料と書かれているのは適職診断アンケート側の話です。

先ほど見たとおり、案内された直感TAPでは参加費用500円を求められます。

どこで求められる金額
適職診断アンケート無料(レッスンのみ2,250円)
案内先の直感TAP参加費用500円

入口では無料でも、進んだ先では金額が出てきます

「もうレッスン代を払ってしまった」

「案内先で500円を払うか迷っている」

どちらの方も、提示された金額と支払い方法をそのまま私に送ってください。

カード払いなら支払いを止められる場合があるので、その手順もお伝えします。

適職診断アンケートの運営会社は株式会社ワイズ

運営元は、広告の下にある表記から確認できました。

運営会社が株式会社ワイズ、責任者が安部護、所在地が東京都渋谷区本町5丁目36番4号、電話番号が080-8116-1659、販売価格が2,250円と書かれた適職診断アンケートの特定商取引法に基づく表記

特定商取引法(ネット販売のルール)の表記には、こう書かれています。

項目記載内容
運営会社株式会社ワイズ
責任者安部護
所在地東京都渋谷区本町5丁目36番4号
電話番号080-8116-1659
販売価格2,250円(税込)

会社名も住所も書かれているので、ここまでは形が整っています。

特定商取引法の表示と法人登記を照らす

この住所で、国税庁の法人番号公表サイトを引いてみました。

法人番号2011001096025、商号又は名称が株式会社ワイズ、本店又は主たる事務所の所在地が東京都渋谷区本町5丁目36番4号と表示された国税庁法人番号公表サイトの画面

法人番号2011001096025で、株式会社ワイズが同じ住所に登記されていました。

会社は実在します。

宮崎 宮崎

ここまでなら、表記が整った普通の会社に見えますよね。

問題は、案内された先の表記でした。

案内先の特商法は同じ社名で責任者も住所も違う

動画を選んで副収入のページにも、特定商取引法の表記があります。

販売事業者の名称が株式会社ワイズ、運営統括責任者が大原哲男、所在地が大阪府大阪市西成区千本北2-15-4、電話番号が080-7743-9181と書かれた案内先ページの特定商取引法に基づく表示

会社名は同じ株式会社ワイズですが、それ以外が全部違います。

項目適職診断アンケート案内先の副業ページ
事業者名株式会社ワイズ株式会社ワイズ
責任者安部護大原哲男
所在地東京都渋谷区本町5-36-4大阪市西成区千本北2-15-4
電話番号080-8116-1659080-7743-9181

同じ社名なのに、責任者も住所も電話番号も一致しません。

宮崎 宮崎

社名しか合っていないって、どういうことでしょうか。

直感TAPのページも、大阪の住所と大原哲男という名前で同じ表記でした。

登記されているのは別の会社で、すでに閉鎖されていた

大阪の住所も、同じように法人番号公表サイトで引いてみました。

大阪市西成区で株式会社ワイズを探すと、出てきたのは岸里東と玉出西の2社だけ。

千本北2丁目15番4号に、株式会社ワイズは登記されていませんでした

代わりに、その住所で登記されていたのがこちらです。

法人番号5011201022307、商号又は名称が株式会社インター、所在地が大阪府大阪市西成区千本北2丁目15番4号、状態が登記記録の閉鎖等(清算の結了等)令和8年5月14日と表示された国税庁法人番号公表サイトの画面

株式会社インターという別の会社で、法人番号は5011201022307。

しかも状態の欄には、登記記録の閉鎖等(清算の結了等)と書かれています。

変更履歴も見てみました。

変更履歴情報として、令和8年5月14日に登記記録の閉鎖等(清算の結了等)、令和2年11月13日に本店所在地の変更と記録された国税庁法人番号公表サイトの画面

閉鎖されたのは令和8年5月14日、つまり2026年5月14日です。

確認したこと確認できた内容
東京の株式会社ワイズ法人番号2011001096025で登記を確認
大阪の株式会社ワイズ千本北の住所には登記なし
千本北2-15-4の登記株式会社インター(5011201022307)
その会社の状態2026年5月14日に登記記録が閉鎖

3か月前に閉じた会社の住所が、いまも副業ページの連絡先として載っている状態です。

宮崎 宮崎

何かあって訪ねていっても、その会社はもうありません。

通信販売で何を表示しなければならないかは、消費者庁の特定商取引法ガイドの通信販売のページにまとまっています。

事業者の氏名または名称、住所、電話番号は表示が求められる項目です。

制度の全体像は消費者庁の特定商取引法のページで確認できます。

適職診断アンケートに答えた個人情報は第三者に提供される

案内先の表記には、もう1つ読んでおきたい欄があります。

個人情報の取扱いについて、こう書かれていました。

お客様からウェブフォームへの入力等によりご提供いただいた氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、住所等の個人情報は、(中略)その他これらに関連する目的に使用するために、口頭、書面、メールその他の方法により第三者へ提供させていただきます。

案内先ページの特定商取引法に基づく表示より

第三者に提供します、と最初から書かれています。

先ほど見た申し込みフォームでは、名前と電話番号が必須でした。

「まずは全員貰える50,000円プレゼントキャンペーン中!」の下で、お名前と電話番号を必須項目として求める申し込みフォーム

入力すれば、その2つが第三者に渡る前提になります。

宮崎 宮崎

知らない番号から電話が増えるのは、こういうところからです。

個人情報を本人の同意なく第三者へ渡すことについては、個人情報保護委員会の法令のページに定めがあります。

ただ、あらかじめ表示していれば手続きとしては成り立ちます。

だからこそ、読まずに入力してしまう人ほど不利になる仕組みです。

止めたい場合は、要請があれば提供を停止すると書かれています。

その連絡先は、先ほどの携帯電話番号とメールアドレスだけでした。

適職診断アンケートの口コミ・評判は見つからなかった

実際に使った人の声も気になりますよね。

適職診断アンケートで検索してみましたが、利用者の口コミは1件も見つかりませんでした

出てくるのは転職サイトの適職診断や、厚生労働省の職業情報サイトばかり。

「アンケートに回答いただくことで私たちができること」として、適性に合ったお仕事の提案、始め方のご案内、開始してからのアドバイス、交流会への無料ご招待の4つを挙げた適職診断アンケートの広告

広告では交流会への無料招待までうたっています。

それだけの人が集まっているなら、感想の1つや2つは出てきてもよさそうです。

私のLINEには、こんな相談が届いていました。

適職診断のつもりで答えたら、動画をタップするだけの副業を紹介されました。適職とは何だったんでしょうか。

LINE相談者さんより

同じ流れで戸惑った方から、似た内容の相談が続いています。

診断結果が途中で切れていて、続きが読みたくてLINEを追加しました。結果の続きは結局届いていません。

LINE相談者さんより
宮崎 宮崎

続きが届かないのは、私が登録したときも同じでした。

良い口コミがゼロというのは、それ自体が判断材料になります。

登録するメリットが、いまのところ見当たりません。

適職診断アンケートと同じ流れに国民生活センターが注意喚起

案内された副業の型は、公的機関が名指しで注意を呼びかけているものと重なります。

国民生活センターが2026年5月19日に公表した、簡単なタスクで稼げるとうたう副業についての注意喚起です。

「タスクをこなすと報酬が入る副業をした」として、動画を見ていいねをしたらお金をもらえると言われ3日間で約2,500円が振り込まれたあと、約50万円を入金するよう言われて支払ったという国民生活センターの相談事例

相談事例には、こう書かれています。

「動画を見て“いいね”をしたらお金をもらえる。最初は限定特典もある」と言われ、やってみることにした。3日間指示されたとおり作業をしたら、報酬として約2,500円が振り込まれた。

国民生活センター 2026年5月19日公表の相談事例より

その後、失敗の連帯責任として約50万円の入金を求められたとあります。

動画、限定特典、最初は少額の報酬。

今回の案内で見た言葉と、並びがそのまま重なります。

宮崎 宮崎

同じとは言いませんが、進み方の順番がよく似ています。

相談件数の推移も公表されていました。

年度相談件数平均契約購入金額
2020年度1,341件279,519円
2022年度2,793件533,233円
2023年度3,694件763,117円

金額は3年で2.7倍に増えています。

くわしくは国民生活センターの簡単なタスクで稼げるとうたう副業トラブルに注意で読めます。

推移のデータは国民生活センターのスキマ時間に気軽に稼げる等とうたう副業トラブルに載っています。

適職診断アンケートに登録する前に確認したい5つのこと

適職診断アンケートに限らず、診断から副業を案内された時に確かめてほしい項目があります。

どれも、お金を払う前に自分で調べられることばかりです。

「まずはアンケートに答えて今すぐ診断」と書かれ、本アンケートは適正にあった仕事の提案を目的としており収入を保証するものではないと注記された適職診断アンケートの広告

こうした注記を見たときこそ、下の5つに戻ってください。

確認する項目見るところ適職診断アンケートの場合
診断が働いているか答えを変えて結果が変わるか変わらない
職業名が出るか結果の文章出てこない
案内先の事業者案内先の特商法表示責任者も住所も別
その住所の登記法人番号公表サイト別会社。すでに閉鎖
個人情報の扱い個人情報の欄第三者提供と明記

いちばん上から順に試してください。

答えを変えても結果が変わらない診断は、その先を読まなくても構いません

診断で人を分けていないなら、案内も分かれていないからです。

宮崎 宮崎

戻るボタンで答えを変えて、もう一度押すだけで確かめられます。

本物の適職診断を無料で受ける方法

自分に向いている仕事を知りたいだけなら、別の道があります。

厚生労働省の職業情報提供サイトなら、登録も費用もかからずに診断を受けられます。

比べる項目適職診断アンケート職業情報提供サイト
質問数4問職業興味や価値観など複数の検査
結果適性アリの一言と性格の文章職業名と必要な技能
続きを読む条件LINEの友だち追加なし

LINEを追加しなくても、職業の名前まで出してもらえます

副業を探すこと自体は、まったく悪いことではありません。

ただ、診断を名乗る広告から入る必要はないというだけです。

適職診断アンケートは登録をおすすめしない|まとめ

1問も答えずにボタンを押しても、結果は適性アリだった。

結果の文章に、職業の名前が1つも出てこない。

続きを読むにはLINEの友だち追加しかない。

案内されたのは、診断と関係のない動画をタップする副業だった。

案内先の特商法は同じ社名なのに、責任者も住所も電話番号も違っていた。

その住所に登記されていたのは別会社で、2026年5月14日に閉鎖されていた。

法人番号5011201022307の株式会社インターが、大阪市西成区千本北2丁目15番4号で登記記録の閉鎖等となっていることを示す国税庁法人番号公表サイトの画面

適職診断アンケートから先へ進む理由が、1つも見つかりませんでした。

念のため書いておくと、私は明日から月20万円になる仕事を持っているわけではありません。

ただ、診断や広告が本当に人を選り分けているかを確かめるやり方なら、その場でお伝えできます。

「もうLINEを追加してしまった」

「名前と電話番号を入力してしまった」

どちらの方も、いまの状況をそのまま送ってください。

まだ何も払っていないなら、ここで止まれば失うものはありません。

すでに入力してしまった方には、これ以上広げないための手順をお伝えします。

いま特に困っていることがない方でも、登録だけしておいてもらえれば大丈夫です。

私が調べた結果や、実際に続けている副業の話をそのまま流しています。

私が自分で手を動かして続けられたやり方も、必要なら順番にお伝えします。

他に気になっている副業の広告があれば、その名前を送ってくれれば私が中を見ます。

一言もらえれば、必ずお返事します。

宮崎 宮崎

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